デイサービスの1日を仕事目線で解説!介護士のリアルな役割

仕事のリアル・キャリア

はじめに

「デイサービスで働いてみたいけど、実際はどんな仕事をするの?」
「介護士の1日の流れが知りたい!」

そんな疑問を持つ求職者や学生さんに向けて、この記事では デイサービスでの1日の仕事の流れ を詳しく解説します。
現場でのリアルな役割ややりがい、大変なところまで紹介するので、働くイメージをつかむ参考にしてください。

デイサービスとは?

デイサービス(通所介護)は、高齢者が日中施設に通い、食事や入浴、リハビリ、レクリエーションなどを受けられる介護保険サービスです。
介護士はもちろん、看護師・機能訓練指導員・生活相談員など多職種が連携して支えています。

👉 介護士の役割は「利用者が安心して1日を過ごせるよう生活全般をサポートすること」です。

デイサービス介護士の1日の流れ

  1. 朝の送迎(8:30頃〜)

利用者宅へ車で迎えに行き、施設まで安全に送迎。
車いすの方の乗降サポート、声かけも重要な役割。
👉 介護士は“その日の第一印象をつくる”存在です。元気な挨拶や笑顔で迎えることが安心感につながります。

  1. 受け入れ・健康チェック(9:30頃〜

来所した利用者を席へ案内し、靴や荷物の整理をサポート。
看護師がバイタルチェック(体温・血圧など)を行い、介護士はそのサポートや記録補助を担当。

  1. 入浴介助(午前〜)

デイサービスの大きな役割のひとつが入浴。
介護士は衣服の着脱、洗身・洗髪の介助、浴槽の出入りのサポートを行う。
👉 体力的に大変な場面もあるが、利用者からの「気持ちよかったよ」という言葉がやりがいに。

  1. レクリエーション・機能訓練(午前〜)

体操や脳トレ、歌や工作などで利用者の心身機能を維持・向上させる。
介護士は進行役となり、参加しやすい雰囲気づくりを担う。
👉 例えばレクリエーションが得意な職員は“現場の人気者”になれる部分です。

  1. 昼食の提供・口腔ケア(12:00頃〜)

食事の配膳・介助、食べやすい姿勢の調整。
食後は口腔ケアや服薬確認もサポート。

  1. 午後の活動(13:30〜)

午後も機能訓練や趣味活動を行う。
時には外出や季節行事(花見、クリスマス会など)もあり、介護士は準備や運営に関わる。

  1. おやつ・歓談(15:00頃〜)

利用者同士が交流できる時間。
介護士は一緒に話したり、見守ったりして「居心地のよい空間」を作る。

  1. 送迎・終了(16:00〜)

利用者を再び車で送り届ける。
家族への引き継ぎ(体調や過ごし方の報告)も大切な業務。

デイサービス介護士のやりがい
利用者の「ありがとう」が直接返ってくる
レクや会話で「その人らしさ」を引き出せる
医療・看護職との連携で学びが多い

大変なところ
入浴介助や送迎は体力的にハード
認知症の方への対応には工夫が必要
限られた時間内で多くの業務をこなす忙しさ

デイサービスに通う先輩方の声

インタビュー1
Aさん(40代・女性/元事務職 → 介護士)

Q. 介護の仕事を始めたきっかけは?
事務の仕事をしていましたが、母の介護を経験したことで「もっと人の役に立つ仕事をしたい」と思い転職しました。

Q. 実際に働いてみてどうですか?
最初は入浴介助や送迎が大変でした。でも、利用者さんから直接「ありがとう」と言われる瞬間に、やりがいを感じます。

Q. これから挑戦する人へのアドバイス
体力的に不安があっても大丈夫。チームで支え合えるので安心です。「人と関わるのが好き」なら続けられる仕事だと思います。

インタビュー2
Bさん(30代・男性/元営業職 → 生活相談員)

Q. 前職からのキャリアチェンジは不安でしたか?
営業職で人と話すのは得意でしたが、介護はまったくの未経験。不安でしたが、資格を取りながら少しずつ学べました。

Q. 今のやりがいは?
生活相談員として、利用者さんやご家族と一緒に「その人らしい生活」を考えられるのが楽しいです。営業経験が活きていると感じます。

Q. 今後の目標は?
ケアマネジャー資格を目指しています。介護の仕事はキャリアアップの道がいくつもあるので、自分次第で成長できます。

インタビュー3
Cさん(50代・女性/子育て後に復職 → パート介護士)

Q. 介護の仕事を選んだ理由は?
子育てが一段落して、何か社会で役立つ仕事をしたいと思ったからです。シフトの融通がきくので家庭と両立できています。

Q. 実際の現場の印象は?
利用者さんは人生の大先輩。会話から学ぶことが多く、自分自身の励みにもなっています。

Q. これから働きたい方にひとこと
「介護は大変」というイメージがあるかもしれませんが、実際は笑顔やユーモアにあふれた現場です。私自身、毎日元気をもらっています。

まとめ

デイサービス介護士の1日は、送迎・入浴・食事・レクリエーション・送迎と多岐にわたる。

「生活を支える」だけでなく、「笑顔や楽しみを生み出す」役割も大きい。

やりがいも大変さもあるが、利用者の生活に直結する重要な仕事です。

👉 デイサービスでの仕事に興味がある方は、まずは現場を見学してみるのがおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました